きれいごとも大切かもしれない。改めて確認したいきれいごとの力

社会が不安定な今、人々は情報に言葉に敏感になっているような印象を受けます。

言葉の力は良い方にも悪い方にも働いてしまうものです。

人を励ますような前向きな言葉すら今すでに頑張っている人をさらに追い込んでしまう危険性があるように思います。

「綺麗ごとばかりではやってられない」と耳が痛い人もいるかもしれません。

しかし、大変な世の中でもどのみち生きていくしかないのなら前向きな言葉の力はときに自分を励ましてくれるはずです。

今回はそんなよく聞くきれいごとと言われがちな言葉について考えてみましょう。

頑張ればいつかは報われる


「努力をすればいつか報われる」よくそんな言葉を耳にしますね。
特に変化の時期の今は「こんなときだからこそこうするべき、ああするべき」というような言葉に溢れ、行動行動行動、変化変化変化とうんざりしてしまうかもしれません。
しかし色々悩んだとしても生き残るには結局はやるしかない、努力しかないという結論に行き着くものなのかもしれません。
頑張ればいいというわけでもないですし、報われない努力は努力が足りないなどといった厳しい話もあります。
優しい言葉だけではその人にとってもプラスにはならないこともあるとも考えればやはり厳しい言葉もときには必要かもしれません。
またその頑張り、努力が報われないと自分では思っていても知らぬ間に間接的に他のことに役立つということもあるのではないでしょうか。
泣いても笑っても試行錯誤し、行動するしかないのだとしたら「努力は報われる」と信じていた方が良いと思いませんか?
それともあまり努力努力と気張らないほうがよいのでしょうか?
人それぞれだとは思いますが自分を追い込まない程度に頑張っていきたいものですね。

見ている人は見ている


評価されない、自分だって頑張っているのにそう思っている人には励みになる言葉かもしれません。
特にこのご時世、大変な対応に追われている人も多いと思います。
また上手くいかずに夢を追うことを一旦中止さざるを得ない人もいるかもしれません。
しかし、そこでくじけずその場でできることを創意工夫して変化に対応し頑張っている。
だとしたらその姿をきっと見てくれている人は見てくれているのではないでしょうか。
ただ今の時代ではしっかり伝えていく姿勢は大切で自らSNS等での発信、応援してもらう努力はやっていくべきとも言えるでしょう。

人類皆平等


今全世界、全人類が同じ悩みを共有しています。
こんなことは長い歴史の中でそうそうあることではないようです。
良い悪いとかは論点ではなく、今社会を襲う不安は有名人、一般人、貧富の格差関係なく平等に訪れているのです。
相対的に見て秀才と言われる人にも絶対的正解は分かりませんし、富のある人にも世界を動かすことはできません。
「みんな苦しいんだ」というのは変な同調圧力になってしまうこともあるので悪い方向に向かわないことを祈りたいですね。
ある種、人類皆平等に訪れたこの不安を人類皆兄弟として一緒に乗り越える、今がそんなときかもしれません。

愛が全てだ


「愛さえあればいい」、なかなかそうはいかないものかもしれません。
ですがこんな世の中になってしまうと愛の力が大切だなと改めて感じます。
呉越同舟、商売敵もこのときばかりは関係なく助け合う姿、見返りを求めずに社会貢献する人の姿などを見ているとまさに愛が全てだと思えてきます。
これからを良い方向に向かわせるものは最後の最後は愛、そう信じたいものです。

理由はいらない


友と呼ぶのに理由はいらない。
人を好きになるのに理由はいらない。
人を助けるのに理由はいらない。
生きることに理由はいらない。
知り合いでも関係ない人でも困っている人がいたら理由なく助ける。
楽しい時間を共有し合う、お互いに励まし合う、そこには理由も意味も建前もいらない。
そこにただいてくれるだけでいい。
今だけは細かい理屈は抜きにした無償の愛が求められるのかもしれません。

世の中お金では買えないモノがある


お金との向き合い方を考えさせてくれる言葉として挙げてみました。
資本力は大切だなと改めて感じさせられる今の世の中。
職業に貴賎なしとは言われますがどうしても笑うところと泣くところが出てくるのかもしれません。
この時期を機に変化する教育のかたち、新しいサービスなども経済力によって恩恵を受けられない人も出てくるようです。
また、所有よりもシェア、自給自足が広がるかなんて話も出てきているとか。
貧富の格差が広がると言われているこれからの社会、お金では買えない幸せを見つけていくこと、必要に応じてはライフスタイルを変えていくことがより大切になってきそうですね。
突然訪れた非日常の中でお金で買えるモノ買えないモノに気づけたという人もいるかもしれません。

命は地球より重い

今、国民の生活、命をとるか経済活動をとるかという局面を迎えているという話もあります。
また命のことを優先して健康でいれたとしても経済が回らなければいずれ消えてしまう命も増えるとも言われています。
命は地球よりも重いという言葉も今の世の中では決して大げさではなく深く考えさせられるような気がします。

あなたが無駄に過ごした今日は、昨日亡くなった人が死ぬほど生きたかった明日 


生きてるだけで丸儲け、こんな世の中ではすごく心に響くような気がします。
境遇を嘆いて自暴自棄になり無駄に過ごしてしまった時間も夢を諦めざるを得なかった仲間にとっては死ぬほど大事にしたい時間だった、そんなこともあるかもしれません。
自分たちもいつ何が起こるか分かりません、失われる命もあると思えばなお一層毎日を大切に過ごしたいと思えてきますね。
もし何か苦しいことがあって最悪の選択を選びそうになったとしてもこの言葉を思い出せば、生きようと思えるかもしれません。

ナンバーワンよりオンリーワン


「ナンバーワンにはなれなくてもオンリーワンになれればいい」そんなこともよく耳にします。
こんなときでもあらゆる業界のナンバーワンクラスの個人や組織は莫大な資本力と影響力、スピード感で変化に対応し新しいサービスを生み出したり社会に貢献する姿が見られますね。
しかしそんな大きな力はなくても小さなオンリーワンがそれぞれに個性を出し合えば乗り越えられるものがあるのではないでしょうか。
逆にそんなトップに立つクラスの組織や個人ほど小回りが利かなかったり、利権などで大変なところがあったりする一面も。
ナンバーワンよりオンリーワン、どちらを目指すべきかは置いといて、今でしか捉えられない意味があるように思います。

乗り越えられる試練しか訪れない

よく人生は物語とも言われます。
我々はその物語のなかで試練が訪れている最中の主人公ということなのでしょうか。
当事者にとってはなかなか受け入れがたいときもあると思います。
しかし、現実は厳しいものですが生き延びるしかないですね。
生き延びればきっと新しい時代が訪れるはずです。

 

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まとめ

というわけで今回はきれいごとと言われてしまいがちな前向きな言葉について書いてみました。

上手く付き合っていけば自分を救ってくれるものではないでしょうか?