デニム育成と人生の共通点 デニムと友に歩く

私はファッションも趣味の一つですが今回新しくデニムを購入しました。

自分で一から育てるためのリジットデニムです。

カチカチの状態から履き始め、日々を過ごしていく過程で共に成長していけるのがリジットデニムの良さです。

デニムを育てるということは、自分を磨いていくこと、そして人生との共通点があると思うのです。

というわけで今回はデニムの育成について興味のない人には退屈なのもあり超無理やり人生に当てはめて話していきたいと思います。

リジットデニムとは

まず全てのデニムパンツはすべて製造時に糊付け加工をされています。

型崩れを防ぐため、裁断、裁縫をしやすいからだそうです。

一般的に目にしているデニムパンツはそれを1度洗って、糊を落としているのです。

その過程を省いて製造された段階のままのものをリジットデニムと言います。

ほかに「生デニム」、「ドライデニム」「ノンウォッシュデニム」「ヴァージンデニム」など、さまざまな呼び方をされています。

よく「デニムを育てる」というのは製造され糊付けされた状態で1から自分好みに育てることで男のロマンともいわれます。

デニムの購入後が大事

そんなリジットデニムですが育てていく中で購入後にまずどうするかが大切です。

良くあるのは最初に洗うか洗わないかという議論です。

それぞれどんなメリットがあるのでしょうか?

デニムを洗うメリット

生地が傷みにくく長持ちしやすい。

ルーツは作業着からというのは有名な話で、すごくタフに作られています。

なのでしばらく洗わなかっとしても、すぐに問題は起こらないかもしれません。

しかしコットンで油を吸収しやすい素材でできています。

当然ですが日々デニムを穿き込めば汗や皮脂はどんどんデニムに吸収されていきます。

穿く頻度や生地の強度によってそれぞれですが半年、1年と洗わなければ生地は傷みは確実に早くなります。

デニムを洗わないメリット

デニムは、洗わなければよりはっきりとした陰影の色落ちになっていきます。

硬い生地のままで着用することでデニムの着用時のシワがハッキリと出やすくなるわけです。

これを求めてリジットのまま着用する人がいるのです。

つまり、生地を傷めないことよりも、色落ちの追求を優先するということです。

ノンウォッシュの状態の方がきれいめなコーディネートにマッチします。

色落ちしていなく濃紺で糊がついていることによって艶感もあるからです。

 

ここで人生との共通点が・・・


 

人生ポイント① 選択

出典:pixabay

 

”洗濯をしないという選択”

 

デニムを育てていくなかでまずノンウォッシュで行くかワンウォッシュで行くかという選択を迫られます。

 

人生も選択の積み重ねによってできており、その判断基準は「あえて困難な道を選ぶ」、「直感で決める」などと人それぞれです。

 

ノンウォッシュのままで履き込んでいくということはそれなりの覚悟が必要です。

 

生地を傷めたり、連続で何日も同じデニムを履いていたら周囲に奇異の目で見られることもあるからです。

 

人生も大きなことに挑戦するということは覚悟が必要で、ときにリスクをとらなければ成長できないという話があります。

 

理想の色落ちを求めてリスクをとるか、不潔というリスクを回避するか、究極の選択が迫られるのです。


リジットデニムを購入

A.P.Cのリジットデニム

そして今回育てるリジットデ二ムとして選んだのはA.P.Cのリジットデニムです。

A.P.Cはどのサイトにもオススメとして必ず上がると言ってもいいほどのリジットデニムの超定番ブランドです。

A.P.C

A.P.Cは(アーペーセー)はフランスで1987年に始まったブランドで、ジャン・トゥイトゥ氏が設立したブランド。

洋服と雑貨のコレクションを揃えンズ、レディースを問わず支持されています。

A.P.C.のローデニムをA.P.C.のショップに持ち込むと、半額で新しいローデニムと交換してもらえる「A.P.C. BUTLER」という面白いサービスもやっています。

A.P.Cプチニュ―スタンダード

テーパード(先に向かって細くなっていくこと)がかかっていてすごくキレイなシルエットです。

無駄な主張がなく洗練されたようなデザインです。

サイズは洗濯すると縮むということで1サイズ大きめがいいということでしたが履いた感じは結構きついです。

洗濯して縮んだ後履けるか今から少し不安があります。

 

リジットのままで履く

そして洗うか洗わないかの選択、私はまず半年はそのまま履きシワをつけたいと思い、”洗濯しない選択”をしました。

新品ですから糊を落とすかどうかなんでもはや洗濯ではないですね。

カチカチですがそれも醍醐味、馴染んでいく過程も楽しみたいと思います。

11月から履き始め冬から春にかけて履き込むことになるのがよかった。

夏にノンウォッシュを続けることは難しいかもしれません。

 

ここでも人生との共通点があります。

 


 

人生ポイント② 継続の重要性

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半年間ないし一年リジットで履き込むと決めたのは良いですがその先には色々なトラブルが待っているかもしれません。

 

ときにつまずき泥が付くかもしれませんし、何かを上にこぼすかもしれません。

 

そんなとききっと「洗いたい・・・」と思う時が来るのです。

 

そこで洗ってしまえば理想の色落ちは実現できないというときにそのまま履き続けられるか。

 

ダイエットをしているけど「食べたい・・・」そのとき我慢し続けられるか。

 

人生もデニムの育成もストイックに継続することが大切です。

 

そしてそのような問題をあらかじめ防ぐということは何事においても重要です。

 

デニム育成中は足元に特に気をつけ歩いてみる、ダイエット中には無駄に食べ物を見る機会を減らしてみるなどの対策。

 

そして人生、成功しない理由として続けられないということがあります。

 

逆に続けていればいつかは成功するのです。

 

半年間リジットのまま履き続けること、たとえていうと半年間目標に向かって追い込む、筋トレを続けると決めたのならそれを貫くこと、つまり”継続”できるかというのが人生の中でも大事な要素でもあります。


リジットデニムの育て方

身体になじませる

リジッドデニムの育て方として、一番は体に馴染ませること。

正座をしたりあぐらをかいたり、日常の動作を覚えさせることで、自分の生活に合った独自の色落ちがでてきます。

座るのが多い生活、歩くのが多い生活、それぞれの日常が色落ちとして出てくるのです。

小物を使った小技

リジッドデニムの色落ちに小物を使ったやり方があります。

例えばポケットに小物を入れて過ごせばそのシルエットに沿った色落ちができます。

定番の小物は、財布や携帯です。

喫煙者はタバコの箱やライターなどを使うようです。

 

ここで人生との共通点が・・・


人生ポイント⓷ 正しい努力

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人生には何事も正しい努力が必要で、一生懸命頑張るだけではいけません。

 

それはデニムの育成でも同じことで、正しいベクトルの向け方があるのです。

 

非力で脚が売りの野球選手がホームランを打つために鍛えるよりも脚力を生かした選手になる練習をしたほうが正しい努力というとらえ方もできます。

 

もちろん泥臭く、がむしゃらに頑張ること、デニム育成で言うガンガン履き込むことは大事です。

 

しかしデニムの色落ちにも色々な種類があってそれぞれに合ったシワのつけ方など正しい知識と行動が必要なのです。


 

リジットデニムの色落ちには色々な専門用語があります。

実際の自分の一か月時点のリジットデニムと一緒に見ていきましょう。

色落ちの名称

アタリ

リジッドデニムにできたシワが、色落ちして白くなったもの。

色落ちしてきたことを「アタリが出てきた」いうようです。

デニムのポケットに財布や携帯を入れていると、形に添った「アタリ」がでることもあります。

ヒゲ

ジーンズの太もも付近から横に出る形の色落ちです。

立ったり座ったりを繰り返すことによってデニムがこすれて太もも部分に「ヒゲ」ができるというわけです。

代表的な色落ちのようです。

一か月履いた時点でのヒゲはこれくらいです。

すこし出てきていますね。

下がりヒゲ

太ももの前から膝あたりにかけて出る斜めに下がったような色落ちが「下がりヒゲ」です。

太めの形のデニムに出やすい色落ちと言われています。


ハチノス

太ももの後ろにできた、アタリをハチノスと言います。

名前の通りハチノスに似ていることからそう呼ばれています。

所持者のこだわりが出やすい色落ちと言われています。

結構出てきています。

あえて何回もスクワットをした成果が出ています。

タテオチ

タテオチとは太ももの上からひざの下あたりにかけての色落ちのことをいいます。

ヒゲやハチノスのくっきりした色落ちに比べて、自然な色落ちを楽しめるようです。

一か月毎日履けたわけじゃないですが少しずつシワはできていますね。

愛着が凄くわいてきて出かける楽しさを少し底上げしてくれるようなアイテムとなりました。

これからどうなっていくか楽しみです。

 

ここで人生との共通点があります。


 

人生ポイント④ 先のことは分からない

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人生はどうなるかなんて誰にも分かりません。

 

1年後の自分、5年先のことを当てられる人なんてどれくらいいるのでしょうか?

 

デニムの色落ちもそう、たどり着いたゴールは理想の色落ちではないかもしれません。

 

今履いているデニムがどんな色落ちをするかなんてそのときになってみないと分からないのです。

 

人生何事も先が見えないことが挫折する多くの原因です。

 

でも人生とは成功するまでが楽しくて、手に入れた途端に燃え尽きたり、失うこわさにおそわれたりするもの。

 

デニムも”色落ちの結果”よりも”育てていくこと”のほうが実は楽しかったりするものです。

 

先に何が待っていようとそのときどきを楽しめるかが重要です。


 

せっかくなので私が買ったA.P.Cの他のデニムを紹介します。

A.P.Cデニムの定番

1.New Standard(ニュースタンダード)

A.P.C.の定番ストレートデニム。

裾に軽くテーパードされているので少しシルエットに余裕をもって穿きたい方におススメです。

2.Petit Standard(プチスタンダード)

New Standardをベースに、より股上を浅く、ヒップとレングスをスリムにしたやや細身のデニム。

スキニーほど細すぎず適度なシルエットを出すことができます。

3.Petit New Standard(プチニュースタンダード)

A.P.C.リジッドデニムの中では一番細いシルエットです。

Petit Standardより強めのテーパードが効いていて、きれいめな雰囲気を出したいならこちらがオススメです。

ユニークな洗濯方法

過激主義
出来るかぎりジーンズを洗わずに履き続け、初回洗いはドライクリーニングで、
2回目以降の洗いは、WOOLITE NOIR(濃色製品用洗剤)を
少量混ぜた水にジーンズを1時間程浸けておき、すすぎ、バスタオルで包んで干す。

セミ過激主義
WOOLITE NOIR(濃色製品用洗剤)を混ぜた水にジーンズを1時間程浸けておき、
こすらずにすすぎと脱水をし、干す。

洗濯機
WOOLITE NOIR(濃色製品用洗剤)を使い、メニュー:常温水、デリケート洗い、脱水無し。

海水
出来るかぎりジーンズを洗わずに履き続け、ジーンズを履いたまま海に入る。乾いた砂でこする。
これを何度か繰り返す。水ですすぎ、太陽にあてて乾かす。

引用:A.P.C. DENIM

海水で洗うというのが公式で推奨されています。

ワイルドで面白いですね。

 

ここでも人生との共通点があります。

 


人生ポイント⑥ 人間性

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理想の色落ちを目指しノンウォッシュのまま履き込んでいくのはいいことですがそこには落とし穴があります。

 

それはやはり不潔だと思われる要素がたくさん出てくること。

 

自分は気にしなくても周囲には不快感を与えている可能性があります。

 

どんなにストイックに履き込んでいてもTPOだけは気をつけましょう。

 

相手に不快感を与えて関係性に悪影響を及ぼしては本末転倒です。

 

自分の目標に向かって無理をしたがために大事なものを失うこともあるのです。

 

なので固執しない潔さも大切です。

 

それは妥協ではなく歴史でそれも含めた色落ちがまた味となるのです。

 

最後に・・・


人生ポイント⑤ 正解はない

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どんな人生にもどんな色落ちに仕上がったデニムでも正解はありません。

 

デニムも愛好家同士ではマニアックな見方をしあうことはあるでしょうが一番は自分好みの色落ちにすることです。

 

人生も昔はいい大学に行っていい会社に就職するなどステータスを決める色々な要素がありました。

 

しかし現代では多様な生き方が広く認められるようになりました。

 

自分の好きなように、人や世間の意見に流されず生きていくそれが自分にとっての正解なのです。

 

そしてそんな日々、生き方を友にしたデニムには自分だけの ”正解” の色落ちが刻まれていることでしょう。

というわけで今回はデニムの育成と人生の共通点について話していきました。

どうせ履くのなら一から育てたデニムと友に歩いていくのもいいかもしれません。